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2歳から始める英語教育
言語習得する過程には一定の法則があります。
まずは「聞く」そして「話す」といった段階を経て、「読む」「書く」ことを習得していきます。もちろん本園のカリキュラムもこの言語発達のプロセスに基づいて構成されています。
かつて「読み」「書き」を中心に進められていた学校英語とはまったく異なるものです。何語を母国語とするかに関わらず、乳幼児が両親を始めとする周りの人々が話す「音声としての言語」を通じて母国語を自然に習得していくプロセスに似ています。 そして、長年の言語教育研究によって、そのような音を中心とした言語教育にはある程度の年齢的な限度があることがわかっています。この限界の年齢のことを「臨界期」と呼び、英語の微妙な音の違いをより正確に聞き分け、また聞こえた音をそのまま再現して発音できるのは9~10歳頃までとされているのです。
その頃までの子供の脳はいわばスポンジ、あらゆる音をどんどん吸収していきます。 そのため、この時期に英語の音声をシャワーのように大量に浴びさせればさせるほど、よりネイティブに近い英語を習得しやすくなり、実際のコミュニケーションで役立つ「英語を聞き取り、話す能力」が高まるのです。
また、言語にはそれぞれ固有の周波数があるといわれています。日本語の場合は250~1500ヘルツで発声されています。この音を聞き取るには、この周波数帯を正確に聞き取る「日本語の耳」を育てなければいけません。同じように、英語には英語固有の周波数を聞き取る「英語の耳」、フランス語には「フランス語の耳」が必要です。これらの「耳」は、その子のいる言語環境で育てられ、幼児期までにほぼ完成されてしまうそうです。大人の場合はすでに完成してしまっているので、外国語の正確な聞き取りや発音に大変苦労するのですが、0~3歳は、いわば『耳の黄金期』であると言われています。子どもたちが英語のリズムを身体で直に感じながらどんどん言葉を吸収していく時期なのです。
さらに、2~3歳頃は子どもたちがその後、英語を好きになるかどうかを決める大切な時期でもあります。 歌や絵本の読みきかせ等を通じて英語の音をたくさん聞かせてあげるとともに「英語は楽しく、面白いもの」だということをしっかりと感じていける環境が大切であると考えています。
英語力が身に付く、つまり「ことばの力がつく」ためには単に単語や文を学習すればよいというわけではありません。ことばの発達には様々な要素が必要です。生活、運動、親子関係、身辺自立、豊かな体験など子どもの発達に必要不可欠な領域と密接に関係し合いながらバランスのとれた成長へと繋がっていくのです。
Panda Clubの一日
Sharing Circle(朝の会)
一日の始まりは“Good Morning!”の挨拶で。
名前を呼ばれたら元気にお返事できるかな。
Morning Song(朝の歌)を歌ったら、今日の日付、曜日、天気など英語で 確認していきます。



English Class(英語レッスン)
歌や手遊び、ダンスやエクササイズ。
絵本や楽しいゲームもいっぱい!様々な言葉や表現にふれ、英語に親しんでいきます。


Snack Time(おやつ)
今日のおやつは何かな? Umm….., yum-yum!!
リラックスした雰囲気のなか楽しむおやつはみんなが一番大好きな時間かもしれません。


Free Play Time(自由遊び)
自分の好きな遊びに思い存分楽しみましょう。
先生や友達と英語で自由にコミュニケーションが図れる時間でもあります。

テーマ活動
英語のレッスンと遊びや生活が一体となるよう各月毎に子どもにとって身近なテーマを設けています。テーマに基づいて、アートや製作、運動、サイエンス、自然、ゲーム、音楽など様々な体験活動をおこなっています。

例えば、「食べもの」というテーマでは、「野菜」や「果物」などの名前だけでなく、「色」や「大きさ」、「味」や「匂い」に関する表現も英語レッスンで学習します。それと同時に園生活の中で野菜を栽培したり、実物を使って科学遊びをしたり、収穫してクッキングしたりと、五感を通してテーマに触れていきます。また、お絵描きやままごと(料理ごっこ)など遊びの中にもテーマ学習の要素が組み込まれ、体験を通してことばを学ぶということを重要視しています。
